Jクラブ スクール・アカデミー向けに検定ドリルの配布を開始
2011年09月29日
サッカー検定事務局ではJリーグ各クラブ スクール・アカデミー向けにサッカー検定を生かすべく、サッカー検定ドリルの配布を始めましたのでお知らせいたします。
各クラブのスクール指導者様のご意見を反映して進めております。
今回は戦術編を、次回10月末にはルール編をお届けする予定です。
■サッカー検定ドリル
(表面)

(裏面)
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■サッカー検定ドリル 問題、正解と解説
【問題 1】
守備の選手それぞれに特定の区域が割り当てられ、各自、その区域に不用意なスペースをつくらないようにするディフェンス法はどれか。
(1)サイドディフェンス (2)プレス (3)ディレイ (4)ゾーンディフェンス

※正解......(4)ゾーンディフェンス
守備の選手それぞれが与えられたゾーンを守る守備戦術で、主に各自のゾーンに不
用意なスペースを作らないためのディフェンス法を「ゾーンディフェンス」と呼ぶ。
かつてはマンツーマンディフェンスが主流であったが、現在ではこの「ゾーンディフェンス」が世界的に主流となっている。マーカーとして相手選手に密着していなければいけないマンツーマンディフェンスとは異なり、スタミナ面での負担が軽い点がメリットである。また、攻撃側の選手よりスピードが劣っていても、距離を取り、相手選手が次に動くと考えられる危険なスペースを事前に埋めることで、ある程度は対応できる点も「ゾーンディフェンス」の利点と言えるだろう。
【問題 2】
オーバーラップに関する記述中、[?]に入る語句として正しいのはどれか。
[?]のプレーの1つで、後方のポジションの選手が前方の選手を追い越す動き、特にボールを保持している選手を追い越す動きを意味する。
(1)オフ・ザ・ボール (2)オン・ザ・ボール (3)アウト・ザ・ボール (4)イン・ザ・ボール

※正解......(1)オフ・ザ・ボール
「オフ・ザ・ボール」とは、ボールを持っていない状態を意味する。90分間の試合中で1人のプレーヤーがボールを保持している時間はほんのわずか。それ以外のほとんどはボールを持っていないオフ・ザ・ボールの状態ということになる。
オフ・ザ・ボールでのプレーには、的確に戦況を読み、チームメートや相手選手、ボールの位置を正確に把握し、最適なプレーを選択する戦術眼(せんじゅつがん)とそれを実行できる運動量(うんどうりょう)が求められる。
【問題 3】
ハーフウェーライン寄りのポジションからのクロスボールの名称はどれか。
(1)アーリークロス (2)アタッキング・サード (3)ルック・アラウンド (4)オーバーラップ

※正解......(1)アーリークロス
クロスとセンタリングは同義語(どうぎご)として扱われることが多いが、クロスは一方のサイドを起点に、グラウンドを横断(おうだん)するようなボールのことを指す。対してセンタリングは、ゴールに直結するボールをゴール前に入れるプレーのこと。
サイドからゴール付近へ送るボール全般を今日ではクロスと言い、これが一般的な解釈(かいしゃく)となっている。
そして、ハーフウェーライン付近から送り込むクロスをアーリークロスと呼ぶ。
【問題 4】
中盤を4人にした「4-4-2」。中盤の4人の配置には、いくつかの種類がある。
そのうち、中盤の4人を横一線に並べるパターンの名称はどれか。
(1)フラット型 (2)ダイヤモンド型 (3)トリプル・ボランチ (4)ボックス型

※正解......(1) フラット型
中盤の4人を横一列に並べることで、フィールド内の選手が均等に配置されるため、守備では個々が分担するゾーンが明確になり、ゾーンディフェンスが行いやすくなる。しかし、守りに縦の厚みがないため、最終ラインを上げ、最前線のFWの位置を下げてチーム全体をコンパクトに保つ必要がある。主に、中盤のエリアをコンパクトにして激しいプレスで守る時に使われる。また、攻撃ではサイドのプレーヤーの縦への突破が重要になる。